金運アップが期待できる観葉植物のよもやま話

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金運アップが期待できる観葉植物たちをご紹介してきましたが、この観葉植物たちと仲良く平和に暮らすコツなどをお話ししていこうと思います。

植物も生き物ですから、実は生きていくために武装している種類も少なくないのです。
今回ご紹介した植物は私たちに攻撃してくるわけではないですが、(世界には攻撃してくる植物もいたりしますが、それはまた、別のお話)人間側が注意してあげるとよいこともあります。

また、この観葉植物にはこんな過去が?とか、えー?それ本当?なんてお話もあるので、リラックスして読んでみてくださいね。

小さいお子さんやペットがいる方は注意して:その1

普段、何気なく接している観葉植物ですが、実は全草(葉、茎、根、塊根)に毒を持っているものが少なくないのをご存じでしょうか。

これはなにも、人間を攻撃するために武装しているわけではなく、虫や動物などに食べられないようにするなど、植物が自分たちの命を守るために持っているものがほとんどです。

大人は観葉植物を食べたりはしませんが、小さいお子さんが誤って口に入れてしまったり、ペットがじゃれついて口にしてしまうと、体調を崩す場合があります。

含まれている成分が違うため、種類別にご紹介しますね。

今回のブログでご紹介したフィカス属(フィカス、ガジュマル、ゴムノキ、ベンジャミン)には、「ラテックス」という成分が含まれています。茎や根を切ると白い樹液のようなものが出るのですが、そこにラテックスが入っているのです。

  • フィカス
  • ガジュマル
  • ゴムノキ
  • ベンジャミン

この汁液を素手で触ると、人によってはかぶれたり、天然ゴムアレルギーをお持ちの方はアレルギー反応がでることがあるようなので、植え替えや挿し木、根を切るなどお世話をするときには手袋をすることをおすすめします。

ペットが口にすると具合が悪くなることもあるので、ペットが届かない場所に置くなど気を付けてあげてください。

余談ですが、ゴムノキの仲間にインドボダイジュという木があります。

このインドボダイジュは仏教の三聖樹(さんせいじゅ)と呼ばれる木のうちの一つで、お釈迦様がインドボダイジュの木の下で、座禅を組んで悟りをひらいたと言われています。

ガジュマルにまつわるちょっと不思議な話

ガジュマルは沖縄や屋久島などに自生していますが、「絞め殺し植物」というちょっと怖い呼ばれ方があるのです。

鳥が実を食べて消化しきれない種が、ある木の上に落ちます。やがてそこでガジュマルが芽を出し、成長します。

ガジュマルには気根といって空中に根を出す習性があるので、育つうちにその木に気根や枝、葉をはわせ、やがて宿主の木をおおいつくして最後は枯らせてしまうことがあるため、こんな呼ばれ方をするのですね。

さて、古いガジュマルの木にはキジムナーという精霊が宿るというお話はいかがでしょうか。

キジムナーは沖縄の喜如嘉(きじょか)という地域に多くいるとされ、セーマ、ブナガヤー、キジムン、ケンムンなどと呼ばれることもあります。

キジムナーは精霊とも妖怪ともいわれ、大きさは赤子くらいで赤い毛をしています。いたずら好きで牛や馬を脅かしたりすることはありますが、カラっとした性格なのであくどいことはしないそうです。

魚やカニが好物ですがあきっぽく、食べるのは魚の片目だけ。おだてると残りの魚をくれます。また首里近くのキジムナーのいる木に芋を置いておくと、1週間くらいで友達になれるそうです。

人間の言葉は話せないようですが、理解はするようで、場所によっては人になつき、木こり仕事の手伝いをしたという話もあります。

夜になると触っても熱くない、水の中でも消えない火を持ち、キジムナーのいる木の下で夜焚火をすると、樹上できゃっきゃっと騒ぐ声が聞こえるとか、聞こえないとか・・・

我が家には7鉢のガジュマルがありますが、まだまだキジムナーが住むには小さいようです。

小さいお子さんやペットがいる方は注意して:その2

これからご紹介する植物には「シュウ酸カルシウム」というものが含まれています。

このシュウ酸カルシウムとは、0.1mmほどの針状結晶(ラフィド)の集合体です。皮膚に対して刺激があり、汁液に触れると皮膚炎になる可能性があるので、お世話をする際には手袋をしてください。

シェフレラ(ウコギ科)以外はすべてサトイモ科の観葉植物です。

・ポトス(黄金葛:オウゴンカズラ)

ポトスは「不滅の植物」と呼ばれることがあるくらい、生命力の強い観葉植物です。明治の中頃に日本に入ってきて以来、丈夫で美しく、育てやすい観葉植物としてずっと長い間人々に親しまれてきました。

南太平洋ソロモン諸島が原産で、自生するものは葉が50cm、長さが10mを超えるものもあるそうです。

そんなポトスですが、全草にシュウ酸カルシウムの無数の針状結晶をふんだんに含んでいます。水栽培でも楽しめますが、その挿してあった水にもシュウ酸カルシウムは溶け出すので、間違って口にでもすればそれこそ「針千本飲ーます」状態になるそうです。

ご家族やペットなどが誤飲しないよう、注意してくださいね。

・モンステラ(蓬莱蕉:ホウライショウ)

モンステラは売っているものは大きくても丈が1mくらいですが、原産地のメキシコでは茎の直径が5cm、葉は80cmにもなります。

株が成熟するとミズバショウのような花を咲かせ、トウモロコシ状の果実がなります。これはバナナのような甘い美味しそうな香りがするのですが、食べてはいけません。モンステラも全草にシュウ酸カルシウムを装備しているからです。

完全に熟すと食べられる、熟す前は有毒という情報もありますが、判断が難しいので食べないほうがいいかもしれません。

有毒でも、ユニークで独特の容姿や色彩が魅力的なサトイモ科の観葉植物は、それなりの心の準備をしていれば仲良く暮らしていけます。

・シェフレラ(カポック)

カポックという名前で売られていることもありますが、これは愛知県の生産者が付けた商品名です。シェフレラという名前は植物学者の「シェフラー」が由来です。葉の形から「アンブレラ・プランツ」とよばれることもあります。

・アンスリウム(大紅団扇:オオベニウチワ)
・アグラオネマ
・ザミオクルカス

これらもシュウ酸カルシウムを含む観葉植物です。

痛い植物代表:クワズイモ(アローカシア・マクロリザ)の話

クワズイモは大型に育った鉢植えを、ホテルのロビーや大き目のカフェ、会社などでよく見かける観葉植物です。

クワズイモは日本では、四国の南部から九州、琉球列島あたりに自生しています。大きくてぴかぴかの葉が魅力的なので、観葉植物として人気が高いです。自生地の大きな葉は、傘の代わりにして散歩するととても楽しいとか。

サトイモの葉っぱにそっくりなクワズイモは、サトイモ科の観葉植物で、上記の仲間。全草にシュウ酸カルシウムが詰め込まれている、つまり、痛い観葉植物の仲間です。

他のシュウ酸カルシウムを含む観葉植物は、私たちが注意をしていればとくに大きな害があるものではありません。ただ、クワズイモは「間違えて食べてしまうことがある」という点で少しお話が違ってきます。

「芋茎(ずいき)」ってご存じですか?「芋がら」とも呼ばれます。
サトイモやハスイモ、ヤツガシラなどの茎をあく抜きし、煮物やお味噌汁の具などにしていただく、食物繊維たっぷりの野菜です。私も好きで、時々買ってきて料理します。

実はこの芋茎と間違えて提供され、食べてしまうという事故が過去に何件か起こっているのです。

クワズイモの自生地以外では、観葉植物として鉢植えにしているのでサトイモとクワズイモを間違えることは、まずないでしょう。

しかし問題は、自生地でサトイモを育てている方やその周辺の農家さんたちで、頭の痛い問題として扱われています。

2000年に鹿児島県のお宿で、お刺身のツマとお味噌汁の具として提供された中にクワズイモの茎が混入しており、4人が被害にあいました。

2008年には宮崎県のスーパーで芋茎として売られていたものの中に混入。買って家で調理して食べた方2人が被害に。

2012年にも高知県の飲食店で、ハスイモと間違えてクワズイモの茎が提供され、4人が被害にあったそうです。

さらに、2022年にも大分県でクワズイモがハスイモと間違えて売られてしまい、買ったお客さんが被害にあいました。

症状としては、唇や口の中の鋭い痛みやしびれといったもので、すぐに症状が出る場合は口の中に残っているものを出して、冷水で何度も口をすすいでください。この痛みは、シュウ酸カルシウムの針状の結晶による、物理的な外傷だといわれています。

時間がたってから痛みが出ることもあるので、万が一何かしらの症状がでたら、最寄りの病院に行くことをおすすめします。

間違って食べてしまわないためには、まず家庭菜園でサトイモとクワズイモを側に植えないことが大切です。

サトイモは土の中にころころと芋がありますが、クワズイモには根しかありません。もしも、家庭菜園でクワズイモとサトイモがわからなくなってしまった場合は、とりあえず抜いてみましょう。

お店で提供されることに限っては、すみません、お客さんとしては対策のしようがありません。

ちなみに、中国やベトナムでは薬として使う文化もあるそうですよ。

小さいお子さんやペットがいる方は注意して:その3

最後に「サポニン」と「ジテルペンエステル」という成分を含む観葉植物をご紹介します。

サポニンには界面活性作用があるため(せっけんとか洗剤などで汚れを落とす感じ)、皮膚についた場合、皮膚の表面の必要な油脂をとってしまう可能性があります。そのため、乾燥しすぎたり刺激を感じたりすることがあるそうです。

サポニンの種類にもよりますし、皮膚に付着する量にもよりますが、皮膚の弱い人によってはかゆみ、赤み、水膨れ、ひりひりする、かぶれ、などを起こすかもしれません。

他の有毒植物同様に、お世話するときは園芸用の手袋をすると安心です。小さいお子さんやペットのいるご家庭では、手の届かない場所に置きましょう。

・サンスベリア(千歳蘭:ちとせらん):ステロイドサポニン
・ドラセナ:スピロスタン型ステロイドサポニン
・アイビー(西洋木蔦:せいようきづた/ヘデラ):トリテルペノイドサポニン

アイビーの場合はファルカリノールというアレルギー物質も含んでいるので、アレルギー体質の方によっては、アレルギー反応がでるかもしれません。

・ぺディランサス(ギンリュウ/ムカデタイゲキ/大銀竜):ジテルペンエステル

この物質はシュウ酸カルシウムやサポニンよりも、刺激性が比較的強い成分を含むので、ぺディランサスのお世話をするときは十分な注意が必要です。汁液が飛ばないようにマスクをするのもよいでしょう。

植物に含まれる有毒物質は一つではなく、複数が絡み合っていることが多いようです。
そのため、サトイモ科の植物にもサポニンは含まれたりします。

有毒物質はあくまでも、植物自身が自分の命を守るために装備しているものです。
強い刺激性を持つ植物もありますが、手袋やマスクをつけるなど適切な対策をしてお世話をすれば、過度に心配する必要はありません。

パキラの過去の話

さて、少し注意が必要な植物の話をしたので、最後はパキラの過去のお話をしてなごみましょう。

いままで出てきた有毒植物のなかに、パキラは含まれていませんでしたよね。
観葉植物として普通に育てているぶんには、パキラには毒性はないようです。

パキラの別名は「カイエンナッツ」といいます。

パキラは観葉植物として出回っていますが、実は果樹なんです。家庭で育てている場合は実がなることはまずないですが、自生地である中南米では15mにもなるほど大きな木です。

パキラの実はカイエンナッツと呼ばれ、卵型(カカオの実とかアーモンドみたいな形)の10cmから30cmの大きさです。熟すと茶色くなり、中に丸くて白くて脂肪分の多い種が10個から20個くらい入っています。

この実は新鮮であれば生食でき、炒めたり焼いたりして食べると、焼き栗や落花生に似た味がしてとても美味しいとされていました。

でもそれは、過去のお話。

現地では貴重な食糧として利用されてきましたが、のちに微量ですが体によくない成分が含まれているとわかり、中毒(おなかをこわす)を起こす可能性があるとされました。

家庭で観葉植物として育てている場合、実がなることはまずないと思われますが、万が一実がなったとしても口にすることはおすすめできません。

「とても美味しい」と評判だったなら、現地の人で大好物だった人もきっと少なからずいたはず。好物を食べちゃだめ!となったら悲しいですよね。

詳細な経緯はわかりませんが、食べ過ぎておなかをこわした人がいて、なんかおかしいね?という話になったのかもしれません。なんでも食べ過ぎに注意、でも、ケガの功名ともいえるでしょうか。

まとめ

ちょっとマニアックだったり、怖かったりするテイストもありましたが、ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました。

金運が上がると言われる観葉植物も、あくまでも自分の身は自分で守らなければいけない、普通の植物です。今の形になるまでの長い長い進化の過程で、毒で武装するという防御手段を選んだのでしょう。

私たちはお世話をするときに、必要な準備をすることで、観葉植物と仲良く付き合っていくことができます。

これからも、金運アップが期待できる観葉植物との、インドアグリーンライフを楽しみましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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では、またのお越しをお待ちしております。

ひがんばな

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